カテゴリー: ファンタジー

熱帯(森見 登美彦)

エンターテインメントの哲学書と言えばいいのか、一言では表現が難しい作品だが、兎にも角にも面白かった。想像を創造することが物語であり、物語は人生であり、それ積み重なって千夜一夜物語が語り継がれるのかと思ったり……私の心は未…

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鹿の王(上橋 菜穂子)

本屋大賞と日本医療小説大賞を受賞している読み応えのあるファンタジーだった。ファンタジーといっても突飛な事象ではなく、医学や医療に関する知識や生命に対する考察が凄い作品だ。人物も勧善懲悪ではなく、人間味あふれる登場人物たち…

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