獣の奏者 III 探求編(上橋 菜穂子)

この作品はなぜこんなにもリアリティーに溢れているのだろうか。
読んでいて気が付くと作品の世界に没頭している。
そこに、現代社会の縮図を見るからかもしれない。
王獣は現代社会における核技術にあたるものかなと思いながら読んだ。
人間の哀しさと愚かさを、獣たちはどのように理解しているのだろうか。

個人的おすすめ度 3.5