カテゴリー: 恋愛

窓の魚(西 加奈子)

恋愛小説という先入観から読み始めた小説だったが、その期待は良い意味で裏切られた。二組の男女が温泉宿で過ごす一夜が、それぞれの視点から淡々と語られていくのだが、お互いの思いのすれ違いがなんとなく鬱々とした空気を感じさせる。…

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平場の月(朝倉 かすみ)

中年になり、一人になって感じる心の隙間。相手に惹かれるのは、純粋な恋愛感情なのか、あるいは隙間を埋めるための代用なのか。二人で未来を生きたいと願う男と、今を生きようとする女の小さなすれ違いが切ないが、日々を懸命に生きる喜…

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左岸(江國 香織)

「右岸」(辻仁成著)と対をなす一作。 左岸は女の視点から描いた物語で、右岸の主人公との恋愛を超えた関係性を描いている。どちらを先に読んでもいいとのことだったが、 個人的には 右岸を読んでからの左岸が正解だと思った。ただ、…

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右岸(辻 仁成)

恋愛と性のことばかりを考えながら生きている人たちの物語かなと感じたが、普通の人生ってそんなものなのだろうか。ある男と女の、恋愛感情を超えたところにある関係を描いた物語で、この「右岸」は「左岸」(江國香織著)と対になってい…

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