カテゴリー: ファンタジー

カエルの楽園2020(百田 尚樹)

コロナ禍の状況をファンタジーに置き換えたカエルたちの物語。我が国が抱える問題をわかりやすくシンプルに描くと、きっとこんな世界観なのだろう。大変だ、大変だと騒いで、必死に対応しているように見えるが、客観的に見ればお笑いかと…

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海の底(有川 浩)

冒頭から巨大なザリガニの群れが横須賀に襲来する。これはとんでもない本を読み始めてしまったと思ったが、読み進むうちに不安は期待に変わり、主人公らの魅力に引き込まれた。 停泊する潜水艦に逃げ込んだ自衛官の夏木と冬原、そして子…

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虚空の旅人(上橋 菜穂子)

シリーズ第四弾は、バルサではなく新ヨゴ皇国皇太子チャグムが活躍する。隣国サンガルでの新王即位儀礼を舞台に、大きな事件が発生し、そこに巻き込まれていくチャグム……というより自ら巻き込まれていくという方が正しいだろう。 人の…

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魔性の子(小野 不由美)

十二国記シリーズではあるものの、現実社会で展開する作品で、異世界から戻ってきた少年と現実社会の人々の衝突と交わりを描いている。自分が帰る場所はここではないと感じる高校生・高里と、同じように感じている教育実習生の広瀬。高里…

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ムゲンのi(知念 実希人)

眠りから覚めることがなくなる原因不明の病にかかった患者たち。主人公はその患者たちを救うために、夢幻の世界へと飛び込んでいく。ファンタジーでもあり、医療ミステリーでもある本作は、人の心の闇にスポットをあてた著者らしい作品だ…

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夢の守り人(上橋 菜穂子)

今生きている世界が夢ではないと断言できる人がどれだけいるだろうか。夢と現実の境はどこにあるのか。人はなぜ夢を見るのか、夢とはどんなものか、それを深く考えた先に、人としての生き方が見えてくる。このシリーズは、生きるために大…

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