カテゴリー: 4.0

任侠書房(今野 敏)

阿岐本組は、素人衆を泣かしちゃいけねえという昔ながらのヤクザである。貸金の取り立てはまだしも、なりゆきで倒産しかけた出版社の経営をすることになる。主人公の日村は阿岐本組のナンバーツーであり、社長となった阿岐本と共に、出版…

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鉄の骨(池井戸 潤)

中堅ゼネコンの若手社員である富島平太は、公共工事の受注を担当する業務課に異動する。そこは別名・談合課と呼ばれ、きれいごとでは済まない受注競争が繰り広げられていた。 そこに係る人たちは、談合は必要悪だという。もし談合がなけ…

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こどもホスピスの奇跡 短い人生の「最期」をつくる(石井 光太)

生まれて間もなく、あるいは若いときに、重い病にかかってしまうことがある。若くして人生の幕を下ろしてしまう子供もいる。しかし、幸せかどうかというのは人生の長さでは測れない。そのことを考えさせてくれる場がある。 子どものため…

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インビジブル(坂上 泉)

昭和29年の大阪で、頭部が麻袋に覆われた死体が発見される。大阪市警察、国家地方警察という異なる警察組織が合同で捜査をすることになるが、ちょうどそのころ、国会では警察組織の統合が決議目前となっていた。捜査が始まって間もなく…

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幻夏(太田 愛)

すべての「もし」は起こらなかったことだという。冤罪によって狂ってしまった人生は取り返しがつかない。ある家族を襲ったのは、避けられた悲劇だったはずだ。しかし、人を守るはずの法律は機能せず、他人の人生に責任を持つべき法の番人…

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犬がいた季節(伊吹 有喜)

三重県四日市の高校に迷い込んだ一匹の犬は、昭和から平成へと過ぎていく時代の中で生徒たちと共に生きた。青春のひと時、かけがえのない出会いがあり、将来を左右する決断があり、切ない別れがあり、その後の人生を支える大きな喜びがあ…

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