マチネの終わりに(平野啓一郎)

人を愛するということは罪なことだろうか。
愛するからこそ別れ、別れるからこそ愛し続けられるということがあるだろうか。
過去は変えられるという意味が深く、感動のラストへ繋がる展開も素晴らしい。
著者の美しい文体と併せて読んでよかったと思った一冊。

個人的おすすめ度 4.5