獣の奏者 II 王獣編(上橋 菜穂子) 投稿日: 2019年3月11日2019年12月23日 投稿者: taku 歴史には終わりがなく正解もない──二巻で物語がいったん終わることで、そのことが表現されているのだろうか。何もかも著者に答えを求めるなら読めない、奥が深い物語になっている。王獣という獣に惹かれていくエリン、戦争に利用される獣たち、それらをどう考えるかは読者に委ねられている。普段、ファンタジーを読まない人にもおススメしたい。 個人的おすすめ度 3.5 Tweet