落日(湊 かなえ)

脚本家と映画監督が、故郷の一家殺人事件を調べていく中で、自分自身の過去とも向き合っていく物語。
誰もが割り切れない過去を背負いって生きている。
笑顔の裏にも、涙の影にも、人には見せたくない思いが隠されている。
そのことに気づくために人間は物語を読むのだろう。

個人的おすすめ度 3.5