店長がバカすぎて(早見 和真)

主人公は吉祥寺の書店に努める書店員。
バカすぎる店長、カリスマ店員、癖のある客や作家、さらには出版社の営業などが絡んで、飽きない日常が繰り広げられる。
最初から最後まで、笑いながら、時には泣いて、そしてやっぱり文学っていいなと思う。
実際、カフェで読みながら笑ってしまったし、あとで反芻したらちょっと涙が零れたりした。
登場人物がみんな個性的で面白く、やさしさに溢れた作品である。

個人的おすすめ度 4.0