二度のお別れ(黒川 博行)

著者のデビュー作。
銀行強盗が誘拐事件へと発展し、それを追う刑事たちと犯人の攻防を描いたエンタメミステリー。
直木賞作家となる著者の武器である大阪弁での痛快な会話、そして人間臭い癖のある登場人物たち、黒川作品の根幹となる要素がしっかり詰まっていた。

個人的おすすめ度 3.5