タグ: 黒川博行

二度のお別れ(黒川 博行)

著者のデビュー作。銀行強盗が誘拐事件へと発展し、それを追う刑事たちと犯人の攻防を描いたエンタメミステリー。直木賞作家となる著者の武器である大阪弁での痛快な会話、そして人間臭い癖のある登場人物たち、黒川作品の根幹となる要素…

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後妻業(黒川 博行)

高齢の資産家を狙う裏稼業・後妻業を描いた痛快なエンターテインメント小説。登場人物が一癖も二癖もあり、人を騙すことに罪悪感のない人間というのはこんなものかと思う反面、突き抜け過ぎていて不謹慎ながら笑ってしまう。大阪弁の会話…

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螻蛄(黒川 博行)

二宮と桑原のコンビが活躍する疫病神シリーズ。ジェットコースターのようなスピード感と、スリルあふれるストーリーに加え、相変わらず二人の会話が面白すぎて、700頁を超える分量もあっという間だ。読後は名残惜しささえ感じる。地元…

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