ターン(北村 薫)

事故にあったはずの主人公は、誰もいない世界で同じ日に何度も戻ってしまう世界に一人ぼっち。
この状況を違和感なく読めてしまうのは、そうした想像を私もどこかでしたことがあるからだろうか。
主人公が大切なことに気づいていく過程で、読者としても同じ気づきを得た。

個人的おすすめ度 3.5