篤志家という言葉は、まさにこういう人物のためにあるのだと思う。明治から昭和にかけ、倉敷から日本の成長を支えた大原孫三郎氏と、その息子さんである總一郎氏。人として、経営者として、この方々の生き方には感銘を受ける。圧倒的な行…
小説を中心に、時々ドキュメントやエッセイも読みます。
篤志家という言葉は、まさにこういう人物のためにあるのだと思う。明治から昭和にかけ、倉敷から日本の成長を支えた大原孫三郎氏と、その息子さんである總一郎氏。人として、経営者として、この方々の生き方には感銘を受ける。圧倒的な行…
日本資本主義の父とされる渋沢栄一の半生は、いつ読んでも心が熱くなる。幕末に生まれ、幕府の在り方に憤りを感じながらも、やむを得ず徳川慶喜に仕えることになるのだが、一つ一つの出会いを無駄にすることなく、ピンチをチャンスととら…