こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち(渡辺 一史)

まず、この本を書いてくださった渡辺一史さんに感謝したい。
鹿野さん、そして著者を含めた周囲の人たち、それぞれが生身でぶつかり合い、葛藤しながら生きている日々に共感、そして涙。
言葉だけではない、実際のノーマライゼーションとはいったい何だろうか。
人として生きることの意味を、ダイレクトに投げかけてくる作品である。
多くの人に読んでもらいたい一冊。

個人的おすすめ度 4.5