セリーグのお荷物と言われたカープが、球団創設から26年目にして初優勝した年のことを、よそ者として広島に引っ越してきた少年の視点から語る感動作。広島のこと、カープのこと、そして戦争のこと、何度も涙しながら読んだ。みんなに読…
小説を中心に、時々ドキュメントやエッセイも読みます。
セリーグのお荷物と言われたカープが、球団創設から26年目にして初優勝した年のことを、よそ者として広島に引っ越してきた少年の視点から語る感動作。広島のこと、カープのこと、そして戦争のこと、何度も涙しながら読んだ。みんなに読…
生きることに疲れた主人公が出会ったのは、交通事故死したという父子が乗るワゴン。そこで知ったのは、自分が知らない父や自分の息子、妻のことだった。知らないままでいるのと、すべてを知って何もできないのとどちらが不幸かという問い…
40代を目前にしたアラフォーの男たちとその家族を描いた短編集は、この世代を過ごした男性への心の栄養となることはもちろんだが、多くの読者に穏やかな感動を与えてくれる物語だろう。色々あるが、頑張っていこういう気持ちになれる一…