キューバ革命を成功に導き、その後も長きにわたって国を支えてきたフィデル・カストロ。シリーズの前作と本作では、同氏がどのような幼少期を過ごし、そしてやがて革命に向かうようになっていくかを描いている。 チェ・ゲバラ、フィデル…
小説を中心に、時々ドキュメントやエッセイも読みます。
キューバ革命を成功に導き、その後も長きにわたって国を支えてきたフィデル・カストロ。シリーズの前作と本作では、同氏がどのような幼少期を過ごし、そしてやがて革命に向かうようになっていくかを描いている。 チェ・ゲバラ、フィデル…
日本をはじめ世界で猛威を振るっているコロナウイルスへの対応、並びに腐敗した現政権や官僚への批判が込められた物語である。フィクションではあるが、これを読んで日本の現状を重ねない人はいないだろう。 医療機関におけるコロナ対策…
キューバの最高指導者であったフィデル・カストロ氏が、この世にその存在を表す1945年までを描いたもので、人間としての同氏が生き生きと描かれている。前半は父親やその親友の物語、後半は同氏の物語で、まっすぐな生き方に心が熱く…
第二巻目では、ゲバラが、ボリビア、ペルー、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、そしてグアテマラと、運命に導かれるように歩んでいく。ゲバラの行動は創作部分が多いが、そこで語られる中南米の歴史の凝縮が凄まじい。世界を感じる必読の…
チェ・ゲバラを描いたシリーズの第一部は、医学生のゲバラが親友とともに南米を旅する物語。正義感溢れる一方、若気の至りも多々あり、いろいろな出会いや学びがゲバラを育てていく。エビータとの関係は著者の創作であるが、実際にそんな…