ファンタジーでも現実感を感じられる設定で、すっと入り込んで読めるのはさすが上橋先生の作品だ。人間と獣の関係性が、命とは何かという問いに繋がっていくことで、大きな世界感のある物語の始まりを予感させてくれる。次巻が楽しみだ。…
小説を中心に、時々ドキュメントやエッセイも読みます。
ファンタジーでも現実感を感じられる設定で、すっと入り込んで読めるのはさすが上橋先生の作品だ。人間と獣の関係性が、命とは何かという問いに繋がっていくことで、大きな世界感のある物語の始まりを予感させてくれる。次巻が楽しみだ。…
本屋大賞と日本医療小説大賞を受賞している読み応えのあるファンタジーだった。ファンタジーといっても突飛な事象ではなく、医学や医療に関する知識や生命に対する考察が凄い作品だ。人物も勧善懲悪ではなく、人間味あふれる登場人物たち…