1R1分34秒(町屋 良平)

淡々とした語り口でボクサーの内面を綿密に綴った芥川賞作品。
試合に負けてから次の試合が決まるまでの悶々とした日々や、試合へ向けてトレーニングする中での葛藤を読んでいると、決して「いい人」ではない主人公を「頑張れ」と応援したくなった。

個人的おすすめ度 3.0