長崎ぶらぶら節(なかにし 礼)

芸者である愛八さんの人生は涙なくして読めなかった。
研究者・古賀十二郎氏との出会い、長崎ぶらぶら節という歌との出会い、愛八さんの人や物事に対する姿勢は終始一貫していて感動する。
また、古賀十二郎氏の愛八への言葉にも、心に響くものがいくつもあった。
魂を込めて生きることの美しさを見た。
さすがの直木賞受賞作。

個人的おすすめ度 4.5