路上の弁護士(ジョン・グリシャム)

ワシントンDCで仕事をするエリート弁護士の主人公が、ある事件をきっかけにホームレスを支援する弁護士に出会い、考え方を変え、やがて行動を変えていく。
そして、ホームレスの死に対する責任を追及するため、かつて所属した弁護士事務所と対決する。

登場人物の中でも、ホームレスのための事務所を運営するモーディカイがとにかくかっこいい。
社会正義ここにあり!という感じだ。

格差社会における社会の矛盾が突き付けられ、憤りを感じながら考えさせられた一冊。
誰もが読む価値のある作品だろう。

個人的おすすめ度 4.0