落陽(朝井 まかて)

明治天皇が崩御され、明治神宮ができた背景を描いた作品で、日本人にとって天皇陛下とはどいう存在なのかを掘り下げた素晴らしい一冊だった。
過去にも未来にも日本及び日本人は繋がっている、そういう思いを現代日本人は忘れてしまっているのではないかと思う。
元号が令和になった今年、改めて明治神宮へ行き、日本人であることの意味を考えてみたい。

個人的おすすめ度 4.5