背中の蜘蛛(誉田 哲也) 投稿日: 2019年12月23日2020年1月3日 投稿者: taku 聖人ばかりであれば犯罪は起きないのかといえば否だろう。技術革新によって操作のあり方は人間の心を超えていく。しかし、警察官もまた人間だという当たり前のことに気づかされる。ラストシーンにある上山の葛藤。警察としてどうあるべきか、そして人としてどうあるべきかを、読者に深く問いかける。警察のリアルな内部は想像することしかできないが、その一端に触れた気がした。 個人的おすすめ度 5.0 Tweet