童の神(今村 翔吾)

平安時代、京の人々から「童」と呼ばれて蔑まれた主人公たちが、理不尽と戦う物語。
登場人物それぞれの個性が際立ち、敵方も単なる悪人ではなく人間味が描かれている。
立場が違えば正義も変わるというのは、いつの世も同じだ。
平安時代の歴史を振り返るよい機会にもなった。

個人的おすすめ度 3.5