猫の傀儡(西條 奈加)

江戸の町で生きる猫が、人間を通して事件を解決していく人情話。
物語のテンポがとても良く、テレビドラマを見ているような気楽な気持ちでサラサラと読めるエンタメ小説だった。
うちにも猫がいるからそう感じるのかもしれないが、猫は人間が思っている以上に人間のことをわかっていると思う。

個人的おすすめ度 3.5