死んでいない者(滝口 悠生)

父の死によって集まった子供たちと孫たち、そしてその血縁者たちらが、葬式を控えてそれぞれの思いに至る物語。
二度と同じ時はない、貴重な時間が流れていく。
死んでいない者とは残された人たちのことであり、誰もが死ぬという当たり前のことでもある。

個人的おすすめ度 3.5