柔らかな頬(桐野 夏生)

彼女の人生は、行方不明になった娘を探すためのものなのか、あるいは別の何かのためなのか。
ある事件に関連して人生が崩れていく人々を描いた直木賞受賞作。
安易な救いがないからこそ考えさせられる物語だった。
辛いけれど目を背けられなかった。

個人的おすすめ度 3.5