戦艦武蔵(吉村 昭)

戦艦武蔵の建造過程から壮絶な最期までを克明に綴った記録文学。
昭和41年に刊行された本作は、淡々とした描き方にも拘わらず、当時の人たちの熱狂的な思い、あるいは焦燥感などが肌に触れているかのように感じられた。
日本人なら一度は読むべき名作だと思う。

個人的おすすめ度 4.0