恋歌(朝井 まかて)

これほど泣いた作品があっただろうか。
維新の時期における水戸藩で生きる中島歌子の人生は、紆余曲折と一言で片づけられるようなものではなかった。
悲しみ、悔しさ、そしてある瞬間の幸せなどがひしひしと伝わっくる。
途中も、そしてラストも涙が止まらなかった。

個人的おすすめ度 5.0