傍流の記者(本城 雅人)

新聞社内の人事争いと社内改革を描いた物語で、同期の6人がそれぞれの立ち位置から真剣に戦う様子から、燃え上がってくる静かな情熱を感じる作品だった。
新聞社に限らず大きな組織の中で戦うというのはこういうことかと思いつつ、ラストの展開には納得。

個人的おすすめ度 3.5