プラナリア(山本 文緒)

今どきの生き方と言っていいのか、とにかくモヤモヤした感覚が頭や胸にたくさんつっかえるような人々の短編集。
無職の女性にとって、社会の居場所はどこなのだろうか。
これが現代を生きる人間のリアルなのかなとも思うが、最後の作品が「あいあるあした」でよかったと思う読後。
直木賞受賞作。

個人的おすすめ度 3.5