スウィングしなけりゃ意味がない(佐藤 亜紀)

ナチス政権下のドイツ、ジャズを楽しむ富裕層の若者たちを描いた力作。
彼らは政治に反発しているのではなく、純粋に音楽を心から楽しみながら、過酷な日々を生き抜いていく。
人の死も淡々と描かれている空気感が読了後にも余韻として残る。

個人的おすすめ度 3.5