お家さん(玉岡 かおる)

明治から昭和初期にかけて、日本の近代化に大きな役割を果たした鈴木商会の活躍と、そこで働く人たちの喜怒哀楽が、時代の空気感と一緒になって怒涛のように伝わってくる。
戦争を乗り越えて必死に頑張った人たちがいたからこそ、今の日本があるのだろうと感謝の気持ちを感じた。
涙とともに、勇気をもらえた感動作だった。

個人的おすすめ度 4.5