Super Pantsのニューアルバム「雪の足跡」を2度聞いて、2度とも沢山泣きました。このアルバム、いわゆる音楽CDの範疇には収まらない素晴らしい作品です。
ジュディ・オングさんのナレーションとSuper Pantsの音楽によって、ある家族のドラマが描かれています。全5章にわたる物語は、人生の様々な瞬間を捉えています。シーンに合わせた音楽がまた素晴らしく、情景豊かにしっとり聴かせるバラードだったり、踊りだしたくなるようなノリのいい、それでいてどこか懐かしいメロディだったりします。
音楽を聞いているというよりは、ひとつの映画作品を観ているように、深く浸り込んで聞きたい作品です。聞く人によって心の琴線に触れる部分が異なるかもしれません。
特に、地方から東京に出てきて仕事をしている方、あるいは両親が地方から出てきたという方、きっと共感が沢山あると思います。
多くの人に聞いてもらいたい作品です。
プレゼントしてもきっと喜んで頂けるCDですので、これから聞いてもらいたい方々への贈り物としても届けてゆきたいと思います。
今回の作品では、切り絵アーティスト・中西義久さんの切り絵アニメーションも特典として用意されていますが、実はYOUTUBEでそれを見ることができてしまいます。まだ購入していない方は、一度聞いてみて下さい。
ちなみに、私が泣けた場所はいくつかありますが、3曲目の「極東ローリングストーン」で、甲斐性なし、甲斐性なし、というフレーズが、まるで自分のことを言われているようでグッときました(苦笑)。
アルバム【雪の足跡】より、「大東京に雪が降る」
YOUTUBE動画はこちらアルバムの購入はこちらから。これで2000円は安すぎです!
Super Pants オフィシャルサイト